• 【医師が解説】夜になると親知らずが痛む原因と対処法について

目次

夜に親知らずが痛くなる原因
夜に親知らずが痛くなった場合の対処法
当院の親知らずの治療について
夜に親知らずが痛くて辛い時は休日・夜間緊急歯科診療所を
まとめ
親知らずのよくある質問

「夜になると親知らずが痛い」「寝るときに横になる奥歯が痛い」
このような経験はありませんか?
夜になると親知らずが、痛んだり、寝るときに痛むとかなり辛いですよね。
ここでは、夜になると親知らずが痛くなる原因と対処法について紹介します。

夜に親知らずが痛くなる原因

夜に親知らずが痛くなった場合の対処法

自力でできる対処法について

入浴をやめる

お風呂に入ると血管の膨張が起きるので、炎症が起きやすくなります。
親知らずが夜痛む場合は、湯船に入るのを控えたほうがよいです。

炎症で腫れが酷いときは冷やす

親知らずの炎症が強く腫れが酷いときや、冷えピタや、濡れたタオルで冷やすことで、痛みと炎症を軽くすることができます。

痛み止めを服用する

親知らずの炎症が強い場合、市販の痛み止めを服用してください。

当院の親知らずの治療について

当院親知らずの抜歯についてはこちらをご参照ください。

当院の親知らずについてはこちら

夜に親知らずが痛くて辛い時は休日・夜間緊急歯科診療所を

夜に親知らずが痛くて辛い場合は、悩まずに地域の歯科医師会に記載の休日・夜間緊急歯科診療所にご相談してみてください。

まとめ

夜に親知らずが痛い原因と対処法についてのまとめです。

1.親知らずの炎症は「智歯周囲炎」と呼ばれると親知らずとその間の歯のすき間に生じる、細菌や食べカスの細菌が繁殖するときに起きる炎症のこと。

2.夜に痛くなる理由は、就寝前の生活習慣による、血管の膨張や副交感神経の影響。

3.自力でできる対処法は、冷やしたり、痛み止めを飲む、入浴を控えるです。

4.親知らずの炎症が辛いときは地域の休日・夜間緊急歯科診療所に相談を。

親知らずのよくある質問

親知らずが生えてきたけど、放っておいても大丈夫？

歯並びが悪くなる可能性がある場合や、親知らず自体が横向きに生えてしまう場合は抜歯が必要になることがあります。痛みや違和感がある場合は歯医者さんに相談することをおすすめします。まずは、当院にお気軽にご相談ください。

親知らずが痛いけど、どれくらいで痛みは治まるの？

親知らずが生える際に感じる痛みは、個人差がありますが、通常1週間程度で和らぐことが多いです。ただし、痛みが長引く場合や違和感がある場合は、歯が正しく生えていない可能性があります。

親知らずを抜歯しないといけない理由は何？

親知らずが歯並びを悪くする可能性があるため、歯列が狭くなることで他の歯に影響を与える恐れがあります。また、親知らずが正常に生えきらず、袋状の組織が残ることで、そこに抜歯や虫歯のリスクが高まります。これらの問題を避けるため、親知らずの抜歯を勧めることがあります。

親知らずの抜歯後、どれくらいで回復する？

親知らずの抜歯後の回復期間は個人差がありますが、通常1週間から2週間程度で大部分の症状が治まることが多いです。当院は、「特定細胞組織再生医療」といって、自身の血液を採取し、器械で分離させた成分を使って傷口の再生を促すので、この組織回復までを含めた抜歯を親知らず治療とし、多くの方が痛い思いをされることなく、また処置後のトラブルもなく一日で手術を終えています。
※術前の検査や術後の経過観察のために通院をお願いする場合があります。